



はじける爽涼感。
南国育ちの果実の香り、降りそそぐ。

思わず何度も口をつけてしまう、春の日差しにふさわしい仕上がり。「緑の里 りょうくん」の特別な日向夏と、宮崎県行縢山(むかばき山)の天然水で仕込みました。
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- 製品名: 日向夏IPL
製造国: 日本
品目: 発泡酒
原材料: 大麦(宮崎県産)、麦芽、糖類、日向夏果汁、ホップ
アルコール分: 5%
内容量: 330mL

誕生のストーリー
宮崎の恵みと、
職人のこだわり。
宮崎ひでじビールの十八番であるラガー。
「緑の里 りょうくん」による日向夏と、宮崎 行縢山(むかばき山)の天然水で仕込みました。
宮崎ひでじビールとのコラボレーションで生まれた!「日向夏IPL」誕生ストーリー
2021年の限定ビール第一弾としてCRAFT Xが放つ「日向夏IPL」。柑橘の爽やかな香りとラガーのキリッとした味わいが魅力の日向夏をつかったクラフトビールが誕生するまでのお話を、ブリュワーの宮崎ひでじビール株式会社の金井さんと森さんに伺いました。
ビアスタイルの変化で生まれた新たな魅力
昨年はセゾンビール、今年はIPL(インディアペールラガー)とビアスタイルを変えていただきました。
私たちにはビールづくりを通して、宮崎の特産物や食文化をたくさん紹介していきたいという思いがあります。CRAFT Xから私たちのビアスタイルをたくさん発信してもらえるのはありがたいですね。
ビアスタイルを変えたことでここまで味が変わるんだ、という変化を実感してもらえると思います。酵母の変化で生まれた昨年と異なる味わいをぜひ楽しんでもらいたいですね。
IPLというスタイルにした理由は?
今はIPAスタイルが人気ですが、ひでじは長年作り続けているラガーに思い入れがあります。IPLの方がシャープな仕上がりで、宮崎の素材をより引き立てられているかなと思います。柑橘系のホップと日向夏の相性の良さがストレートに感じられるかなと。
日向夏ビールはこうして生まれた
宮崎の特産物である日向夏をビールに使うようになった経緯を教えてください。
元々は宮崎の農業を応援する「農援プロジェクト」を立ち上げたのがきっかけです。
11年前になるのですが、口蹄疫という家畜の病気が宮崎で流行り、多くの牛、豚が殺処分されました。県内の畜産業の壊滅的な被害、さらに翌年には新燃岳の噴火で農業、観光も大打撃を受け、全ての産業・経済が落ち込んでしまったんです。そこで宮崎の特産品を使って、宮崎を勝手に応援しようというプロジェクトを始めたんです。
日向夏は元々宮崎の原産ですし、ビールとの相性も非常に良かった。ひでじビールのレシピとの相性も良かったんですよね。
そこで宮崎をストレートに感じられる商品として発売したところ、非常に人気が高くなって、今では皆さんに愛されるビールに育ってくれました
最初は日向夏と読める人が少なかったのに、今では「ひゅうがなつ」と自然に読んでもらえるくらい看板商品に育ってくれました。
CRAFT Xとの取り組みで、これまで以上に幅広いお客さんに楽しんで頂けたら嬉しいです。
ここがすごいよ! 日向夏IPL
日向夏のどういう特徴がIPLに合うのでしょう?
日向夏の持つ、甘みと酸味のバランスです。柑橘の独特なフレッシュな香りと味がほどよくまとまっているので、ライトボディなビールの方が日向夏のキャラクターがより引き立つかなと思います。
今回のIPL含めラガーのようなすっきりとしたビールと相性が良いですよね。
若干ゆずのような香りが和食とも合うし、オレンジやグレープフルーツのニュアンスもあるので洋食とも合う。まさに日本人の食事と相性が良いビールになるんですよね。
CRAFT Xとは2年目のタッグです。そもそもひでじビールがCRAFT Xとご一緒させていただくに至った経緯を教えてください。
大きかったのは長谷川社長との出会いですね。宮崎のビアパブにお越しくださって、弊社の代表である永野と意気投合したのがきっかけです。日本のものづくりをテクノロジーを通じて広めていくというコンセプトにも共感できました。
私たちが宮崎で取り組んでいることをCRAFT Xが日本中に発信してくれる。すごく理想的なパートナーシップで進めさせて頂いています。
このパートナーシップで、これまでよりもっと間口の広いお客様にアピールしていける、世界に発信していけるというところで。
私たちも飲んだ人の心が動かせるような「他にはないビール」を一緒に作りあげていきたいなと思いますね。
宮崎ひでじビール株式会社
九州・宮崎でクラフトビールの製造・販売を行っているブリュワリー。国際的な金賞を数多く獲得している。特に「九州から世界へ」という熱い思いで宮崎産の原料を取り入れた「九州CRAFT」シリーズが大人気。

特別な味わい
爽快なのに奥深い。
心弾む味わいは、
まさに春。
日向夏のしっかりとした味わいを最大限に引き出す、絶妙な苦味とコク。
それでいてラガーらしいクリアな飲み口と切れ味を併せ持つ傑作。
宮崎県産の日向夏をフルーツビールに!「日向夏IPL」ってどんな味?
日向夏という宮崎特産の柑橘が贅沢に使用された香り高いラガー「日向夏IPL」。今回は美味しさの秘訣やこだわりを、ブリュワーである宮崎ひでじビール株式会社の金井さんと森さんに伺います。
日向夏が引き立つシトラス系ホップ
日向夏IPLを作る際のこだわりについて教えてください。
まず「緑の里りょうくん」という、非常に質の高い柑橘を作る生産者さんの日向夏をふんだんに使っていることですね。日向夏という柑橘が持つ特徴を、最大限に出せるようなボディ感とキレ具合を意識しました。なおかつ日向夏の香りとバランスの相乗効果を狙って、アメリカ産の香りの強いホップを採用しています。
グラスに鼻を近づけただけで一気に感じとれるほどの爽快な香りに仕上がりました。さらに隠し味として、柑橘とは違うトロピカル系のホップも使って、独特な味わいを演出しました。
具体的にどんなホップを使用しているのでしょう?
去年の「日向夏セゾン」にはアメリカ産のエクアノットというホップを採用しました。フレッシュなシトラス系です。今回はシトラという非常に人気の高いホップを採用しました。名前の通りエクアノットに比べるとシトラス感が強いので、よりラガー向きのホップです。また、隠し味に採用したのはシムコーというホップです。こちらは夏を感じさせるトロピカル系のホップですね。
隠し味にトロピカル系のホップをプラス
なぜ、隠し味としてトロピカル系のホップを採用したのでしょう?
「りょうくん」の日向夏は味が濃いめでふくよかな甘みも感じられます。なので果汁にもギュッとボディがある濃厚な味わいが生まれるんです。
その味に負けないホップ感を目指してトロピカル系のホップを採用しました。ただ、苦味が強すぎるとドリンカビリティに欠けてしまうので、苦味をそこまで強くしないことも意識しましたね。
そうですね。苦味が強いと日向夏が苦い果物だと思われてしまうので。日向夏のPRのためにも苦味は抑えつつ、ホップの香りがガツンとくるバランス感を心がけました。
今回、最も試行錯誤したところはどこですか?
一番は日向夏のキャラクターを殺さないためのホップ調整でしょうか。シトラは入れすぎると苦みが強く出てしまいやすいんです。でも量を入れないと香りが出ないので、日向夏との相性を考えて、投入するタイミングも量もベストなところに落とし込むのが難しかったですね。
フルーツ感とビールらしさのバランスが理想的
今回の日向夏IPLと御社の他のビールとの違いは?
贅沢に日向夏を使っているので、より強く日向夏を感じられると思います。実はライトボディなIPLスタイルは、ひでじビールとしては珍しいんですね。お客様にもそこを楽しんでいただけたら。
そうですね。フルーツビールとしてのキャラクターとドリンカビリティのバランスがすごく良い。すごく優秀なビールに仕上がったと思います。
ひでじビールが人気なのは、そのバランスの秀逸さにあるんですね。
そう言ってもらえると嬉しいですね。イベントでお客様と接すると、「フルーツビールって甘いカクテルみたいなお酒なんでしょ?」って言われるんですけど。実は飲んでみるとフルーツ感もあるけれど、ビールとしての飲みごたえがきちんとあって喜ばれることが多いんです。
今回の「日向夏IPL」も、フルーツ感とビールらしさの融合という、理想のバランスがきちんと反映されたビールになりました。ぜひ、たくさんの方に楽しんでいただきたいですね。
宮崎ひでじビール株式会社
九州・宮崎でクラフトビールの製造・販売を行っているブリュワリー。国際的な金賞を数多く獲得している。特に「九州から世界へ」という熱い思いで宮崎産の原料を取り入れた「九州CRAFT」シリーズが大人気。

食事も引き立つ!
ドレッシングのように、
食卓に彩りを添える。
ビールらしい苦味に日向夏の香り。ドレッシングのように幾層に重なる味わいはサラダや白身魚と相性抜群。
ラガーならではの切れ味は、もちろん天ぷらとも相乗効果を作ります。
日本人の食事と絶妙にマッチ!「日向夏IPL」ブリュワーのオススメペアリング
2021年の限定ビール第一弾としてCRAFT Xが放つ「日向夏IPL」。柑橘の爽やかな香りとラガーのキリッとした味わいが魅力のインディア・ペール・ラガーです。今回はオススメの飲み方やペアリングをご紹介します。
日本人の食事と絶妙にマッチ
「日向夏IPL」はCRAFT X初となるインディア・ペール・ラガー。日向夏とはオレンジやグレープフルーツのような爽快な甘味と酸味、ほのかに柚子のような香りが特徴の宮崎県特産の柑橘。日向夏の果汁をふんだんに使ったこちらのラガーは「柚子のニュアンスを含んだ香りが和食との相性も抜群」でさらに「レモンやグレープ感のある香りもあるので洋食とも合う」、まさに日本人の食事と絶妙にマッチするビールなのです。
ブリュワリーのオススメの飲み方は?
やっぱりあったかくなる時期に季節感を感じながら飲んで欲しいですね。テーブルの上にあるだけでも季節を感じられる、フレッシュなビールだと思います。南国というか、宮崎の季節や空気感をすぐに感じていただけると思いますね。
新しい季節を感じていただきながら、外で飲んでもらうのもいいですね。大人数で賑やかにというのも楽しいですし、花を見たりしながら一人の時間を楽しむお供にしてもらうのもいいかなと思います。
家で飲むときは、2杯目とか3杯目のビールとしてもオススメです。ちょっと口の中の味を変えたいなとか、変わり種を飲みたいなというときにも◎。苦味やクセがそこまで強くないので、どんな料理にも合わせやすいですし、デザートとの相性も良いので、最後までこのビールでももちろんOKです。
オススメのペアリングはコチラ
素直にペアリングを楽しむなら、一番のオススメは「さっぱり系のチキン料理」。ハーブや白ワインに漬け込んで作る「鶏ハム」をスライスしてサラダにしたような爽やかなサラダにぴったりだと思います。ホップとハーブの相性が良いので、ビール自体がドレッシングになるような感覚で楽しんでいただけるんじゃないでしょうか。
もちろん、味の濃いものもしっかり受け止められる懐の広さがあるビールなので、ガッツリ系と合わせても最高ですよ(笑)。
唐揚げや、魚のムニエルなどの油、バターを使った料理もぜひお試しいただきたい組み合わせです。キレがあるので油をスパッと切ってくれるし、香りがあるのでレモンをかけなくても十分に風味を加味してくれると思います。
意外なところを挙げると、「チーズケーキ」もいいですね。苦味と香りのバランスで、甘いスイーツの大人な楽しみ方ができます。
幅広く合わせていただけるとは思うのですが、個人的にはこってり系と合わせてさっぱりとした飲み心地を楽しんでもらうのもいいかなと思います。「鉄板焼き」とか「焼肉」とか、素材の味を楽しむワイルドな焼き物料理と大胆に合わせてもらっても良いでしょう。
エスニックも良いでしょうね。トロピカルな風味が、スパイシーな味つけが引き立ててくれると思います。九州の料理だと、大分だったら「とり天」かな。日向夏ラガーの香りと爽快な飲み口で、鶏肉を包む香ばしい衣がより一層引き立つんじゃないでしょうか。
「ブリュワリーのオススメペアリング」はいかがでしたか? 相性の良いお料理やよりビールが美味しくなる楽しみ方をたくさんご提案いただきました。ぜひおいしいお料理とCRAFT Xのおいしいビールで心潤うビール体験をお楽しみくださいね。
宮崎ひでじビール株式会社
九州・宮崎でクラフトビールの製造・販売を行っているブリュワリー。国際的な金賞を数多く獲得している。特に「九州から世界へ」という熱い思いで宮崎産の原料を取り入れた「九州CRAFT」シリーズが大人気。