
和食も洋食も!ブリュワー直伝の「サンセット・ライムエール」ペアリング術
宮崎県産の平兵衛酢(へべす)の旨味を丸ごと味わえる「サンセット・ライムエール」は、幅広いペアリングをお楽しみいただけます。 どんな料理と一緒に組み合わせると美味しくお召し上がりいただけるか、共同開発元である宮崎ひでじビールの金井さん、森さんにお話を伺いました。
宮崎県ではお馴染みの柑橘
宮崎県が発祥の平兵衛酢(へべす)は、地元ではどのような食べ方をされているのでしょうか。
宮崎で平兵衛酢(へべす)を知らない人はいないでしょうね。
5月に入ってからのシーズンは宮崎県内のスーパーや市場で出回っていることもあって、家庭で使われることの多い食材です。
ただ残念なことに、最近は生産者の高齢化もあって、出回る量が減ってきています。
地元ならではの食べ方としては、お刺身にかけたり、焼酎で割ったりする方が多いですね。
みんな、平兵衛酢(へべす)が出回るこの時期を楽しみにしているんですよ。
醤油との相性は随一
そんな希少な平兵衛酢(へべす)を使った、サンセット・ライムエールですが、例えばどんなお料理と一緒にお楽しみいただきたいですか。
先ほどもあったように、お刺身など和食とよく合いますね。アジやイワシ、カツオなどの青魚との組み合わせが最高です!まるで口の中でポン酢になるような感覚で(笑)。なので、料理と合わせたときに他のビールとは違う面白さを発見できるはずです。
他には貝類、特に牡蠣はいいですね。例えば牡蠣のオイル漬けや蒸し牡蠣とも合わせていただければと思います。この時期はアサリもいいですね。
私は和食、魚がダントツです(笑)。
平兵衛酢(へべす)の果汁を絞ってあげるイメージで、ビールを飲んでいただけると楽しいと思います。
和食との相性が良いのですね!少し意外な気がします。
ビールは洋のお酒ではあるんですが、平兵衛酢(へべす)を使っているので和食とよく合います。もともとベルジャンホワイトと醤油の相性が良いなと感じていたんですが、平兵衛酢(へべす)が加わることでさらに良くなりました。
洋食だと、どのような料理が合いそうでしょうか。
ベルギー発祥のスタイルのビールであることに重きを置いて考えると、やはりベルギー料理を合わせたいですね。
揚げ物だと衣にメレンゲを加えたフリットや、ポテトフライがよく合います。揚げ物の油をスパッと切ってくれます。
サンセット・ライムエールは、和食も洋食も合う間口の広いビールですね。日向夏IPLよりもペアリングの幅が広いかもしれません。
いろんな料理と一緒に楽しむことで、新しい味わいの発見ができそうですね。他にオススメはありますか?
手軽に手に入るものだとオイルサーディンの缶詰や焼鳥もいいですね。こってりとしたものと組み合わせると、次のひと口をリフレッシュしてくれます。それと、外で飲むならサンドイッチを片手に楽しんでも良さそうですね。 サンセット・ライムエールは、「いつものおつまみがこんなに変わるんだ!」という体験を味わうことができますよ。
宮崎ひでじビール株式会社
九州・宮崎でクラフトビールの製造・販売を行っているブリュワリー。国際的な金賞を数多く獲得している。
CRAFTXとのコラボレーションは3度目。昨年のコラボレーションビール「日向夏セゾン」は、「第6回 世界に伝えたい日本のビアカルチャー」のビール部門優秀賞を受賞。